プロヴァンスとコート・ダジュールからイタリアへ 15日間


2013.8.1(月) 1日目

 

関空10:45発 フィンランド航空にて

ヘルシンキ経由でパリへ。

9時間ちょっとの空の旅。

映画2本とひと眠りを繰り返して あっと言う間にヘルシンキに。

 

はじめてのFINNAIR。

2-4-2のシートで気兼ねなく快適。

映画は古いものばかりで

リモコンが汚くてちょっとゲンナリ。

ご飯は美味しい。CAさんもみんな親切。

 

ヘルシンキ空港もはじめて。

定刻より早く着いたので ちょっとウロウロ楽しめかもっと思っていたけど

乗り継ぎ作業と入出国審査に並ぶ。

 

グアム以来の質問攻めに

ヨーロッパでもあるんだな~と思いながら

拙すぎる英語でなんとかクリア。

これも意外やったけど、審査の人たちがいい感じの人で。

ヘルシンキの人、みんな優しいのかな。

 

マリメッコ、ムーミンショップだけちらよりして

パリ行きに乗り込む。

 

シャルルド・ゴール空港はリスボン・パリ旅以来。

以前バスを探すのと待つのに大変だったので

今回もインフォメーションで確認してモンパルナス行きエアフランスバスを待つ。

 

途中韓国系のカップルに切符の買い方を聞かれて、

メイビー…ドライバーから直接買えると思うで!って単語とジェスチャーで伝える。

 

片道 1人172ユーロ。

途中のリヨン駅前で下車、ジュール・セザールホテルへ。

 

街は家族で物乞いする人多し。

駅前は賑やか。ホテルはこじんまり。

とても不思議なレトロエレベーター。

フロントで名前記入やパスポートチェックもなく「OK!OK!」と部屋へすんなり。

 

近くのモノプリでおやつなどを買って早々に就寝。


2013・8・2(金) 2日目

 

朝7:00起床。

 

ホテルの朝食は簡単なものだけど

パンもジュースもコーヒーも美味しい。

 

8:00過ぎ、お出掛け。

リヨン駅を少し見学して メトロでカルネを買う。

 

少し歩きながら バスチーユからサンポール お目当ての雑貨屋さんや文房具屋さんを探すも、

まだどこも開いてなくて 以前行ったデパートへ移動。その時手芸やさんで買った布がとても良かったので

記憶を頼りにアーブルコーマルタン駅のプランタンへ行ってみるもののデパート違い。

トイレを拝借したら1.5ユーロもした。

 

オペラまで歩いてオペラ座チラ見。

オデオン駅へ移動。

お腹がすいて フラッと入ったビストロ。

メニューも良くわからず、指差しで頼んだ。

 

クレープとスパゲティ、鳥のフリッター。

とても美味しくて感動。

以前パリでの食事がハズレも多かったので嬉しさ倍増。

デザートに 私はプリン、夫はアイスクリーム。

これもまた美味。

 

散策再開。

ビストロから少し歩き 文房具屋、雑貨屋を巡る。

 

サンミッシェル通りを南下しながら大きな本屋さん。隣にある文具屋さん。

 

オデオン駅に戻り、サンポール駅へ移動。

アンティークの紙モノや布のあるお店。

「これいい、かわいいなぁ」って話しながら吟味してたら「日本人?と声かけられた。

ツアーで来てフリータイムと言っていた。

少し立ち話し。

素敵な布や紙モノゲットしてまた移動。

中庭のある木陰でコーラ休憩。

 

オデオン駅からピガール駅へ。

お目当ての雑貨屋行くつもりが見つからない。

地図は合ってるはず。

どうやら潰れた?か改装中か。。

 

以前買った布をやっぱり見たくて

もうひとつ思い当たるデパートへ行ってみる事に。

 

ボンマルシェ。セーヴルバビロス駅。

 

懐かしいなぁと店内へ。「ここじゃなかったかなぁ」とウロウロ、諦めかけて見つけた!

テンション上がってハギレをいくつか購入。

嬉しくなって洋服のフロアへ寄ってみた。

ギャルソンもあった。

ステラマッカートニー、マルニ、マックイーン、、、いろいろいいもの見て、

でも手が出ず。

カルベン。

え?コートとか安い…何度も値札見て夫と計算し合って「ほんまにこの値段なん??」

 

一度帰りかけて、いや、やっぱり、と戻って

店員さんに「もう一回着る?」と促されて 「ううん、買う!」とジェスチャー。

7割くらい安い。B品か、見本か。
状態よし、デザイン、色もめっちゃ気にってるし。

 

ホテルへ帰ろう。

とメトロ路線図を見ながら乗り換えて行くと、行くはずの5番線が消えていた。

どうやら無くなったみたいで違う行き方を探す。

 

不快指数100%の地下鉄内。

 

リヨン駅でサンド買って モノプリでコーヒー。

ホテルの部屋で食べて 早々に寝た。

 

(11.4km/18157歩)


2013・8・3(土) 3日目

 

朝食を早々に切り上げて チェックアウト。

ジュールセザールホテルを後にして

7:37 リヨン駅発 TGVに乗ってアヴィニョン中央駅へ。

快適な列車の旅。

 

緑広がる車窓、時々白い牛や一面黄色のヒマワリ畑など

のどかな風景が広がる。

持参したおかきをちょっと食べてDSしたり車内満喫。

 

11:25、予定より10分遅れで到着。

次の日から使う レールパスのヴァリテーション任務をこなすべく窓口へ。

フランス語しか話せそうにないおばさんだったけど、「あー、ヴァリテーションね♪ふんふん」って感じで笑顔をポンっとスタンプ。

「これでOKよ」と優しく返してくれた。

国鉄の人ってちょっと怖いイメージだったので ホッとする。

 

一度ホームに戻って停車していらうTGVや駅舎の激写タイム。

 

ちょっと早いけどトランクを預けに先にホテルへ向かう事に。

思ってた以上にすてきな街並み。

お天気は晴れ。日差しが刺さるほど熱く、木陰はひんやり心地いい。

駅から程近くにホテルがあり、

フロントの人に「15:00からしか部屋には入れないけどバゲッジルームで荷物預かるわ」

いざ町へ。

 

フロントのお姉さんが日本語アヴィニョンマップをくれ、丁寧に教えてくれた。

 

ゆっくり歩きながら 昼ご飯場所を探す。

広場に並ぶいろんなお店の椅子とテーブル。

メニューを見ながら 決めたところは パエリアに惹かれたから。

ウエイターのおじさんに 写真入りの看板メニューまで一緒に行ってもらい、得意の指差し注文。

 

そのおじさん、何かある事に私の方を優しポンポンっとたたく。

子供と思われているのか?

 

パエリアとムール貝とサラダ。

2人で分け分けしても食べきれない量。

途中雨が降ってきて 雷も遠くで響く。

でも外を歩く人々は急ぐ様子もなう普通に歩いてる。

 

しばらくすると雨も止み、新しく入ってきたファミリーのお客さん、

1歳くらいの坊やに気に入られ、こちらを見ては笑顔で遊ぼうとしてくる。

 

パパやママに「いい加減にしなさい」的にしかられても

静かになるのは一瞬。すぐ振り返って、あげくに態勢がこちらを向くよに座って愛想を振りまいてくる。かわいい…

 

町歩きを再開。

いろんな道を右へ左へ。

お土産物やさんも物色、ローマ河にです。

また路地戻ってウロウロ。

喉がかわいてスムージー。

 

15時になったので一度ホテルへ。

荷物を一段と軽くして少し歩きに。

気になるお店、行ってない道、ずんずん歩く。

スーパー見つけてドリンク購入。

サンドイッチを買ってホテルに。

久々のバスタブに浸かりリラックス。二人共気づけばウトウト。

21時、寝ることにする。ってはやっっ

 

(11・1km/18129歩)


2013・8・4(日) 4日目

 

大きなアンティークの蚤の市

リル・シュル・ラ・ソルグへ行くべく

9:01 アヴィニョン発の普通列車に乗り込む。

 

イタリア旅行で失敗した列車の乗り方を勉強に、今回は無事ヴァリテーションを済ませたチケットに日付を記入して。

約30分の車窓を楽しむ。

 

リル・シュル・フォンテン・ド・ヴォー駅に着くまでは

小さな小さな駅、その周りはのどかな風景で

本当に蚤の市なんて開催してんのかなーって雰囲気。

 

9:27着。

駅そばの駐車場にはたくさんの車。

少し歩くとテントが広がるエリアが見えてくる。

すでにすごい賑わい。

 

いくつかの道があれど、とりあえず進んでみる。

満員状態でなかなか進めないけど、右に左に、野菜、石鹸、おもちゃ、服、

なんでもござれと活気付く市。

運河沿いにずらりと並ぶたくさんのお店の中で

お気に入りを探して目星を付けてく。

 

一通り廻って また違う道に並ぶテントへ歩く。

かわいいバッジ、グラス、欲しいいなぁ、と迷いながら気になったお店へ戻ってお買い物。

 

ボンジュール、と挨拶しか出来ないけど笑顔の対応に嬉しくなる。

欲しかった石鹸もバッジもグラスもゲット。服も買っちゃった。

インフォメーションでもらった地図頼りに お腹を満たすもの。。

パエリアや大きなお肉を買って公園で食べようか、と計画するも売切れ!
だんだん店じまいが始まる中でピザ屋を発見。

御夫婦でされてるような小さなかわいいお店に立派な石窯が見える。

相変わらずのジェスチャーで注文。

運河沿いの公園で手ぬぐい敷いてピザランチ。

 

お次は路地散策。

列車の時間まで2時間程 ウロウロと町歩き。

どんどん暑くなる中、ちょっと疲れ気味に。

どっちの方向へ行こう。。とボーッとたってると走ってくる車が急にスピードダウン、

運転席から綺麗なお姉さんが身を乗り出して「ボンジュール!」って。

知り合い?!ってくらい近くて「ボンジュール」をお返しした。

 

それからもアンティーク屋さんを巡ったりして 三度公園へ。

運河に足を浸して 冷たさにびっくり。

氷に足を浸したみたいな冷たさで長く浸けていられないけど、リフレッシュできて元気に。

 

飲み物ゲットして列車に。

アヴィニョンに戻りホテルへ。

日曜って事で町は少し静かで寂しい。

夕食に迷い、この日はマクドナルド。

 

(8.8km/14839歩)


2013・8・5(月) 5日目

 

列車でアルルへ。

9:42アヴィニョン発10:01着。

アルルの駅から徒歩5分、●●門が見えてきた。

●●運河沿いに建つアルルの町並みを少し見て門の中へ。

まだ少し早いのかお店閉まってるところが多い。

 

坂を上がったところに円形闘牛場が。

まわりに建つお土産物屋で恒例のご当地ステッカーをゲット。

インフォメーション目指して無料の地図をもらう。観光客多し。

 

元気なうちにちょっと遠いとの情報の跳ね橋を見に行くことに。

2kmくらい歩くと聞いてたものの、なかなかの距離。

途中、剥き出しの線路。運河沿いの小径。

自転車や車に抜かされながら 進んで進んで休憩して、を繰り返して40分、

アルルの跳ね橋を発見。

ゴッホの絵とともにそこに存在してたのはレプリカではあるものの、

そこの風景にマッチしていて感激した。

しばらく楽しんだ後、また来た道を帰る。

歌うたいながら歩く。

運河沿いにはいくつかの船。

船がレストランになったりホテルになったり、はたまた住まいになったりしてた。

 

町に戻った途端見つけたカフェでケバブサンドを注文。もうお昼の時間だった。

とてもボリューミーで美味。またも食べきれないくらいの量で6.5ユーロ。ご馳走様でした。


「夜のカフェテラス」をめざして路地を歩きまくる。

黄色い壁のカフェ、またゴッホの絵とともに。

スムージーが欲しくなって闘技場へ戻りしばし休憩。

1人少女が何度も何度もこちらも興味深けに見てくる。

一度親に呼ばれていなくなったけど気付いたらまた。

スムージーが欲しいのか、東洋人が珍しいのか。かなり長い時間チラ見され続けたなぁ。

かわいかったな。


路地散策再開して いろんな道を歩いた。

すてきな小径が多くて 気付けば列車の時間。

寄ろうとしていたお土産物屋にも寄れずアルル駅へ。


アヴィニョンに戻り荷物を軽くしてスーパーへ飲み物買い出し。

お寿司を食べてみようか、と思ったらclose。隣にあるアジア料理店に入ってみた。


働いているのはみんなベトナム人かなぁ、中国人かなぁ。。

頼んだもの全ておいしくって大満足。

隣の席に座った中国人が私たちのテーブルに来て、私たちの料理を指差し

「This one, This one」と注文。

思わず笑ってしまったら「チャイニーズ?」と聞かれ「No ジャパニーズ」と返答。

スクっと立った家族の1人、男の子がやってきて「ワタシハ チュウゴクジンデス。エーーット スミマセン、アリガトウゴザイマス」

と日本語で自分の親のした事を恥ずかしそうに私たちに話して来た。

日本語勉強してるんだなー。

 

(17・6km/27578歩)


2013・8・6(火) 6日目


アヴィニョンからゴルドへ行くのに、